■ 経緯
独り住まいの高齢の女性が亡くなり、身寄りがなかったことから、市役所から連絡を受けた姪子さんが死後の対応(遺骨の引取り、遺品整理など)をされていました。
亡くなった方には子供はおらず、両親もすでに他界していることから兄弟姉妹が相続人となる状況でした。
ところが、兄弟姉妹が11人おり、すでに亡くなっている兄弟姉妹の子供も含めると、多数の相続人が住所も様々な状態で存在していることから、姪子さんご自身ではとても対応できない状況となっていました。
相続財産は銀行預金(2行分)のみでした。
■ 課題
相続人が多いこと(本人を除く10人)、さらにはすでに亡くなっている相続人もおり甥姪が代襲相続人になっていること、また長年音信不通となっている方もいて、まずは相続人を特定することが必要でした。
また、相続人の住所も様々なため、どのように全員に連絡をとり、手続きを進めていくかが問題でした。
■ 対応
まずは地道に戸籍の取得を繰り返し、相続人および法定相続分を確定させました。
10人の兄弟のうち6人はすでに亡くなっており、兄弟姉妹4人と甥姪8人の合計12人が相続人であることがわかりました。(当初認識されていなかった新たな相続人も見つけることができました)
戸籍の数が膨大なため、後々の銀行預金払出し手続き簡略化のため、法定相続情報を作成し、法務局に申請&取得を行いました。
全員一堂に会して遺産分割協議を行うことは難しいため、各自が銀行預金の法定相続分を取得する方向で、12人の相続人ひとりひとりに連絡をとり、相続の意思確認、銀行の払出用書類への記名・押印、印鑑証明書の取得をお願いしました。(連絡先のわからない相続人に関しては、戸籍の附票を取得し、郵送にて連絡を行いました)
全員の書類が揃ったら、銀行に払出手続きを行い、各相続人への移転を行うことができました。
■ 解決策
- 戸籍の取得
- 相続人の確認
- 法定相続情報の作成
- 法定相続情報の申請&取得
- 相続人への連絡&意思確認・書類取得(お客様と協業)
- 銀行預金額の払出(お客様)
- 銀行預金額の移転(お客様)


